おススメの「美的感覚を養う絵本」。赤ちゃんの読み聞かせにも!【年齢別】

 

我が家では、まだ言葉もわからない0歳児の時からたくさんの絵本を読み聞かせていました。

子供たちもも、文字が読めなくても、絵を食い入るように見つめ、置いてある絵本のページを何度もめくっていました。美的感覚とは、持って生まれたものが大きいのかもしれません。ですが、小さいころから綺麗なものに触れさせる環境も大事。

絵本はとても身近のものでありながら「美しいもの」に触れられ、そして感じることができ、発想豊かになれる素晴らしいアイテムだと思います。

ここで紹介しているのは、子供が小さくても感じ取ることができる”絵”が魅力的な絵本です。色彩豊かな絵、温かみがあふれる絵、精密なリアリティーにあふれる絵…様々です。

どれがいいのかではありません。色々なジャンルの中にそれぞれの良さがあるので、ぜひ素敵な絵本を何冊もお子さんたちに読み聞かせてあげてください!

 

 

【0歳~】『きりんはダンスをおどれない』

年に一度のジャングルダンスまつりでは、ライオンがタンゴを、イボイノシシがワルツを、チンパンジーはチャチャチャを上手におどります。きりんのジェラルドは首が長すぎてダンスが苦手。おまつり広場に行くと、「おどれないくせに、なんできたの?」と動物たちにからかわれ、ジェラルドは悲しくて、広場から逃げだしました。子どもに自分のもつ可能性の素晴らしさをやさしく教えてくれる一冊です。

出来ないと思っていたのに、ちょっと背中を押してもらっただけで、その潜在能力を開花することができたジェラルド。”出来ないと思う前にやってみることが大切”ということを教えてくれる絵本。

とてもシンプルなお話ですが、何といっても絵が目を引きます。表紙の月夜の明かりで、普通のキリンにはありえない態勢で踊るジェラルドには、その色のコントラストとわくわく感が伝わってきてどんどんページをめくりたくなる作品です。

表紙だけでなく、各ページに登場する動物たちも表情豊かで、夜がメインのお話ですが毎回スポットライトを当てているかのような描写に惚れ惚れ。

言葉が理解できない年齢の子供たちも、その絵に魅了されること間違いなしです!

【0歳~】『ばけばけばけたくん おみせの巻』

食いしん坊なおばけの子、ばけたくん。好きなものを美味しそうに食べるだけでなく、食べたものに姿が変わってしまうクセがある…なんて、何と愛嬌のあるおばけでしょう。そんなばけたくんの絵本第2弾が「おみせの巻」。真夜中のお店にはいったいどんな食べ物が…?前作の華麗な変身ぶりで充分驚かされていたはずなのに、今度は何だかもっとスゴイことに!

大人気の「ばけばけばけたくんシリーズ」。どれもユーモアたっぷりワクワク感満載のこの絵本、小さい子供なら嫌いな子はいないのでは?!

口にしたものに変身してしまうおばけのばけたくん。「○○を口に入れると~」と読んでいる傍から子供たちの手が伸びてページをめくろうとします。その変身したばけたくんがなんとおいしそうなこと!

子供が分かりやすいはっきりとしたセンスある色使いで、どの変身後のばけたくんも魅力あふれる美味しそうな食べ物に変身してしまいます。おばけの部分も少し残して…のところが子供にはツボで、毎回キャッキャしながら楽しく読みました。

シリーズで何冊も出版されているのできっとお子さんのお気に入りがみつかると思います。

 

 

【0歳~】『にじいろのさかな』

青く深い遠くの海に、にじいろにかがやくうろこを持った、にじうおと呼ばれる美しいさかながすんでいた。だれからも相手にされないにじうおは、ひとでやたこになやみをうちあけるのだが…。

この作品の内容については賛否両論あるようです。

きれいな鱗を生まれ持ったにじいろのさかなが、それを欲しがる友達に分け与えることで仲間に入れてもらえるというお話。「にじいろのさかなは大切なものを友達に分けてあげられたことが偉かったね」と捉える場合もあれば、「人の大切なものを欲しがり、くれないと仲間に入れないという不条理な友達の存在が残念な絵本」だととらえるケースもあるようです。

個人的には前者であり、なおかつこのにじいろのさかなのうっとりするような姿に心惹かれました。

幻想的なやや暗いタッチの海の中にキラキラと光るにじいろのさかなの鱗。我が家の子供たちは思わず手で触れてみたりしていました。

小さい子供はキラキラしたものに目を引かれますよね。絵がとても美しい絵本です。ぜひ一度お子さんと一緒にページをめくってみてほしい作品です。

 

 

【3歳~】『もりいちばんのおともだち』

小さいものがすきな大きなクマさんと、大きいものがすきな小さなヤマネくんの物語。大きなクマさんは小さなヤマネくんを一目で気に入り、小さなヤマネくんは大きなクマさんを一目で気に入って、ふたりは出会うとすぐになかよくなりました。ある日、森でケーキ屋さんをみつけると、甘いものに目がないふたりはケーキを食べます。そして、店長から苗をもらいます。クマさんが小さな苗、ヤマネくんが大きな苗をえらんで育てはじめると思わぬ展開が! おたがいの違いを認めあい、思いやる……読み終わるとゆったりと温かな気持ちに包まれるはずです。

このシリーズはクマさんとヤマネくんの優しさに溢れており、何度読んでも心がほっこり癒されます。

ふくざわゆみこさんの優しさと温かみにあふれている絵の魔法でしょうか、本当に素晴らしい作品です!

ページをめくるごとに森の季節がゆっくりと移り変わり、でてくる食べ物はどれもリアルで本当に美味しそうです。温かみのあるブラウンを基調とした絵に、読み進むにつれて親も子も時を忘れて吸い込まれてしまいます。まだ読まれたことがない方はぜひお子さんに読んであげてください!

 

 

【3歳~】『とうさんはタツノオトシゴ』

子育て中の父さん魚たちが大奮闘!珍しい生態をもとにした愉快な魚の絵本。

タツノオトシゴのかあさんは、ある日たまごを産みました。とうさんは、そのたまごをおなかのポケットの中に大切にしまいます。赤ちゃんが生まれてくるまで、とうさんはたった1人でたまごを守るのです。ゆらゆら大海原を漂いながら、とうさんはいろいろな魚に出会います。そして、タツノオトシゴのとうさんにも、とうとう新しい命が生まれるときがきました。おなかのポケットから、小さな小さなタツノオトシゴたちが次々転がり落ち、大きな大きな海原へと漂い出ていきます。「きみたちは、もう立派なタツノオトシゴなんだよ」

「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カール氏の作品です。

虹色のたつのおとしごのとうさんが子育てを頑張る絵本なのですが、ページを開くとそのとうさんがぐいっと立ちあがったり、海藻や岩陰にかくれていた魚が顔を出したり、透明シートの仕掛けがユニークな子育てを立体的に見せる子供が大好きなしかけ絵本になっています。

カラフルなタッチの絵がとてもキレイで絵を見ているだけでも楽しめます。

 

 

【5歳~】『とびきりおいしいスープができた』

世界一おいしいかぼちゃスープに欠かせないのは、ねことりすとあひるの「チームワーク」と、適量の「塩」。そこに「こしょう」をいれると、ほっぺたが落ちそうなおいしさに。ところがある日、熟れたかぼちゃがなくなった。しかたなく、魚のスープ、きのこのスープ、ビーツのスープを作ってみた。でも、あひるがどうしても食べようとしない。おなかがすいて、フラフラになってもがんばるあひるに、りすが捨て台詞を投げつけて、またもや大騒動。そのとき、ねこがひらめいた。二人を横目に、細工は流々仕上げをごろうじろとばかり、大車輪。できたスープは、とびっきりのおいしさだ。三人が三人とも大満足で、思わず「おかわり!」

ねことりすとあひる、それぞれにキャラクターがあり、読み応えのある作品です。

あひるのわがままには思わず苦笑いしてしまいますが、夢の国のような世界観、その描写にうっとりしてしまいます。

緻密に描かれた絵が本当に素敵なのと、ページごとに考えつくされた構図。絵本にしておくのがもったいないくらいです!

【5歳~】『コウモリうみへいく』

満月の夜。コウモリたちが、バケツやシャベル、おべんとう、本やもうふやパラソルなどをもって、飛び立ちます。海についたら、砂でお城をつくったり、サーフィンやビーチバレーをしたり。そして、お楽しみのおべんとうの時間…でも、おべんとうの中身は、人間のものとはちょっとちがって…? コウモリの楽しい海水浴の夜を、すみずみまでこだわって楽しく描いた、アメリカの人気絵本。

何気なく手にしたこちらの絵本。読んでみたら内容が濃くてびっくり!

夜の海水浴に出かけたコウモリ達のお弁当が少々グロテスクだったり、ナメクジのピクルス、ヤブカ味のポテトチップ、マシュマロに虫の足がささった”ムシマロ”など、リアルな描写に子供たちは次は何が出てくるの?と興味津々でした。

金ネックレスをつけてサーフィンをするイケメンコウモリ、歌うおじいちゃんのマネをする赤ちゃん、ストローでちゃんばらごっこをする子供…。興味がわかないわけがありません!

夜の海が舞台なので全ページが暗い夜空なのですが、どのページも明るく楽しく見えるのは私だけではないと思います。とても素晴らしい絵の作品です。読む人を引き込む絵のマジックですね!子供より私の方が楽しんでいたかも?!だった絵本です。

【5歳~】バスガエル

「みなさま~、ごらんください。ここが くねくねやまの てっぺんですよ。」歌うように自慢の声を披露するのは、おたまがいけのベテランバスガイドさん。若葉色の制服に白い帽子も凛々しく、うっとり聞き惚れる美声を武器に、カエルたちの羨望の眼差しを独り占めしている人気職業、それが「バスガエル」なんです。この絵本は、そんな憧れの職業「バスガエル」に久々の求人がでたところから物語が展開していきます。

「絵本を一度開いたら目が離せなくなるほど惹きつけるのは、圧倒的な画力で描くシゲリカツヒコさんの個性的でダイナミックな絵。

この絵本は擬人化されたカエルが主人公ですが、登場するキャラクターそれぞれの髪型やファッションなど、個性豊かに描かれていて目を楽しませてくれたり、カエルのモチーフが絵の中に隠れていたりとシゲリさんの遊び心が何度でも楽しめる絵本になっています。

また、リアリティー溢れる、でもどこかユーモラスなキャラクターたちを引き立たせる背景が写真を切り取ったかのように正確に描写されているところも魅力の1つ。子供だけではもったいない、大人もぜひじっくり楽しんでほしい一冊です!!

【5歳~】『アートとマックス ゴキゲンなゲイジュツ』

『漂流物』で3度目のコールデコット賞を受賞したウィーズナーの作品です。アーサーは絵を描いています。マックスは自分も絵を描いてみたいと思いました。そこでアーサーは絵の描き方を教えようとしたのですが、マックスは……。
創作することのおもしろさをユーモアたっぷりに描かれています。登場するトカゲたちの細部までリアルな描写は迫力たっぷりで圧倒されます。

いざ絵を描こうとすると何を描けばいいかわからないマックス。

そんなマックスが思いもよらないやり方で”ゲイジュツ”を披露してくれます。わからないといいながらも楽しそうに自己流でゲイジュツを楽しむマックス。二人の名前はそこからくるのでしょうか、まさにアート(ゲイジュツ)がマックス(盛りだくさん)です!

言葉は少なく絵で魅せる絵本です。次はどんなゲイジュツがでてくるのかワクワクしながらページをめくり、しっかりと期待に応えてくれる作品です!!絵を描くことが好きなお子さんにぜひ!

以上、美的感覚を養うのにおススメの絵本でした。

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